SQUINA STORY
さまざまなドラマがありました。
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スクワラン開発の歴史
スクワレン、スクワランは、1900年代初めに辻本満丸博土によって発見・命名され、製造技術も主に日本で発達しました。
1900年代半ばには、口紅やメークアップ剤、美容クリームなどの高級化粧品に使われるようになり、以来約半世紀の歳月を経て、今では多くの方々に安心してお使いいただいています。
マルハニチロがスクワランの研究開発に着手したのは1985年のこと。研究員がインドネシア・スラウェシ島に渡り、現地の漁民と一緒に小型船で海に出て、はえ縄漁法でサメを獲り、肝油の獲り方を教えるところからスタート。
やがて安定した原料確保の道が開け、商品化へと歩み始めました。
STORY2
試行錯誤
商品化に当たっては、いくつもの難問がありました。例えば、肝臓から搾った原油には特有な臭いがあり色も濃いため、お肌に直接つけることはできません。また、空気や紫外線によって油分が酸化し、お肌に刺激を与えてしまうという問題もありました。
これらを解決したのが、マルハニチロが医薬品原料の製造で培ってきた高度な精製技術です。さらに、原料に「水素」をきちんと加えることによって、品質の安定性が高まり、「高純度・無色・無臭」のスクワランオイルの完成に結びつきました。1987年、健やかで美しいお肌づくりのためのブランド「SQUINA(スクウィナ)」が誕生。以来30年以上にわたり、多くの方々にご愛用いただいています。
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込められた思い
高品質スクワランの発売に当たっての大きな課題は、ブランドネームの決定でした。社内から募集して集まった候補の中から「アクアビューティ」「アクアマリン」「スクイイナ」などのいくつかのネーミングに絞られました。「スクワラン」が健やかで美しいお肌に重要な成分であることを伝えるために、スクワランがお肌に良いという意味から提案された「スクイイナ」と、お肌にみずみずしさを与えることをイメージできる「アクア=AQUA」を組み合わせて「SQUINA」というブランド名が決定されました。